no subject
2010年3月2日(火曜日)
先日、昔からの僕のファンと言うより
今では友人と言わせて戴いている
数人の人たちと話をした。
「愛川欽也さんは結構沢山の本を書
いていますね。私は10冊位持ってま
すよ」と言いだした。
すると他の友人が「私はそんなに色々
持ってないけれどやっぱり欽也さんの
たしか最初の本の「じんじろげの詩」を
今でも大事に持ってます」。
すると又別の友が「インターネットで
愛川欽也の本が売っているけど、今
じんじろげの詩が売っているかどうか
は知らない」と言った。
東京新聞のコラム「言いたい放談」
2009年7月9日(木曜日)の分に
「じんじろげの詩」の事を書いている。
「じんじろげの詩」の時代
紀元前のギリシャ。ソクラテスや
アリストテレスのころに、スパルタとか
アテナイとか、たくさんの都市国家が
あった。
ポリスと言うのかな。ポリスには、必ず
小高い丘があって、そこにある日、吟遊
詩人たちが集まって、一人ずつ演説をを
始めた。「これからの国はこう治めなくて
はいけない」とか「われわれは、今、何を
すべきか」とか、当然いろいろな意見が
出た。
周りでそれを聞いていた人々は、中で
一番いいと思った人を一人選んだ。
そして、その人の意見によって、その国
の政治が行われた。
何年かたつと、また小高い丘に吟遊詩
人たちが集まってきて演説を始めた。
つまりこれが公約であり政策方針ってわ
けだ。
周りで聞いていた人々は、また一番いい
と思った人を選ぶんだ。そうすると今まで
そのポリスを治めていた吟遊詩人はいつ
の間にか、風のように吟遊の旅に出る。
そんな繰り返しが民主主義の始まりじゃ
ないかと僕は思うんだ・・・。
これは僕の三十六年前の本「じんじろげ
の詩」の巻頭文だ。当時僕はラジオの深
夜放送「パックインミュージック」で若者
のアイドル?だった。
今、テレビやラジオでお会いする人たち
が青春時代に僕の番組を聞いていたと
いう。
「やっときましたね、(じんじろげの詩)
の時代が」と僕は心の中でつぶやく。
posted at 2010/03/02 20:58:55
lastupdate at 2010/03/02 20:58:55